doshirote’s blog

youtubeでの投資情報の補足や投資情報を発信

【動画フォロー】内外トランスラインについて

どうもー投資ロウトです!



今回は動画で登場した「2023年に買い増ししたい高配当株3選」で紹介から外れた企業の解説になります。


内外トランスライン(9384)

何をしている会社なのか?


この企業は国際貨物輸送を実施しており、日本企業が海外で製品などを輸送する際の手助けをする事業を営んでいます。

株価指標について


【表示】
株価:2393円
PER:8.37倍
PBR:1.26倍
総合利回り:4.18% (3.55%配当 + 0.63%優待)
【表示】


株価は2393円、配当利回りは3.55%でまずまず、PERは8.37倍、PBRは1.26倍でした。
(内外トランスライン_優待)
ちなみにこちらの企業は優待も実施しており、100株以上保有だと1500円相当のカタログギフトをもらうことができます。人気の優待がもらえるのは嬉しいですよね。

短期的なチャートについて




次にチャートですが、2023/9/29あたりで株価が下落していますよね。これが今回の動画で紹介を断念するきっかけになったところになります。


まずなぜ株価が下落しているかになりますが、以下の図を見てください。




こちらは「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」という2023/9/29に出た資料になりますが、こちらが株価を下落させる要因になった資料になります。



こちらによると、売上高の予想がより25.1%下落していますよね。こうなってしまった理由は、元々コロナにより巣篭もり需要が増え、室内で生活をするためのものが需要が増え、ECなどにより輸送などが一気に需要が拡大しました。


そうすると企業はチャンスだと思い、輸送能力の拡大を図ります。ただ医療従事者のおかげもあり、コロナが収束してきましたが、結果巣篭もり需要が下落し、輸送能力だけが上がってしまったので、需要と供給のバランスにより、輸送価格の下落が起きてしまい、売上高の減少につながったものだと思われます。


コンテナ船運賃下落、新造船が重荷 欧州向け4割安 - 日本経済新聞

新ルール追加


自分のチャンネルでは下記のルールを新しく定めることにしました。


ルール1:紹介した高配当株は、単元未満株で最低3000円分までは購入すること
ルール2:買ってから最低3ヶ月は売却してはならない


その為、そもそも紹介しようとした企業の株を買ってしまいましたが、巣篭もり需要が回復すると思いづらい為、今後も輸送価格下落の流れはまだ続くという予想に至ったため、視聴者の方に紹介するのを断念しました。

まとめ


そもそも内外トランスラインはとてもいい企業だと思っています。ただ世の中の経済の流れと、噛み合っていないという結論に至りましたが、ウォーレンバフェットさんの言葉を借りると、自社に問題があるわけではなく、市場が原因で株価が下落している状態というのは、絶好の買い場という見方もできます。


ただ運賃下落の動向は今後も続くようなことが予想されるので、ご検討は慎重にした方がいいかと思います。



ご精読ありがとうございました。今後も役立つ投資情報を発信できるように頑張りたいと思います。